本の中の物語ではなく、実際にこうなるかもしれないという恐怖を感じました。
でも、それはそれで楽しそうだけど。
新商品発売情報
2050年は江戸時代―衝撃のシミュレーション
かまわぬだより―江戸時代から伝わる、てぬぐい柄ポストカードブック
素敵すぎて使うのがもったいです。
でも、そのポストカードを受け取った人はきっと喜ぶことでしょう。
てぬぐいの使い方色々や柄の由来等…書かれており、てぬぐいユーザーの私にとって実用的な本でもあります。
新まんが 日本史〈中〉鎌倉時代~江戸時代
実はこの本がおすすめなんじゃなくて
この本の挿絵を描いた「巴里夫」さんの
古い漫画がおすすめなんです。
「5年ひばり組」「陽気な転校生」ももちろん今読んでもなかなかいいのですが
私の一番のおすすめは
「疎開っ子かぞえ歌」。
妹が反戦ものの図書館から借りてきた反戦漫画集で最近読んだのですが(だから入手は困難)
泣けました。
なかよし4人組が疎開先で
だんだんに齟齬が生じ,いじめになって…
壮絶です,ボロボロ泣いちゃいました。
戦争はイヤだ!!!!!って。
でも,このいじめの図は現在にもぴったりあてはまるのでは?
人間の感情がねじれていくさまはいつの世も同じなのね。
それだけにこれも子どもに読ませたい漫画の1冊。
将軍と側用人の政治―新書・江戸時代〈1〉
将軍の側に侍り、密室で諸政務を執る。かつ将軍の覚えめでたいのを善いことに賄賂政治で財を為す。
と側用人に対してこのようなイメージを持たれる方は多いであろうが、実は極めて実務に精通した有能な政治家が多かった。
この作品では側用人たちがしいた善政をデータを基に説明している。実に読み応えのある作品だ。
和算で遊ぼう!―江戸時代の庶民の娯楽
江戸時代には算数の問題を絵馬に書いて
神社に奉納したりもしたそうです。
江戸時代の見方が変わる本
鎖国はポルトガル対策の有事立法で、外交政策ではなかったという山本博文氏の指摘が新鮮。明や朝鮮は他国との付き合いを制限する「海禁」政策をとっていたが、日本ではキリスト教厳禁・沿海防備が鎖国を招いたという。
他にも川勝平太氏の近代化論、土居浩氏の大名行列の話、など軽く読めて面白い。
ストーカーの日本史―神話時代から江戸時代まで
ストーカーの事件簿みたいなのを期待してましたが、男女の嫉妬の概観って展開でした。編集者が無理してつけたタイトルなのかな? まあ、これはこれで面白かった。へーと思ったのが「後妻打」という制度。「制限された暴力」というか「公認された鬱憤ばらし」というか、そういうのが昔には許されていたんですね。これ、現在に復活させて欲しいなあと思う。よき社会の知恵ですよこれは。
まんが日本美術史〈2〉鎌倉江戸時代の美術
光琳と乾山って兄弟だったの知らなかった!
この本で初めて知ってしまいました。
やっぱり桃山ぐらいかの美術っておもしろい。
水玉のすごく斬新な陣羽織とかね、バックに違い鎌の陣羽織とかねセンスがいいの!
光琳の美的センスの話もおもしろかった。
焼いた鯛に菊の葉を添えると鯛が生き返ったように見立てたりする話とか好き。
一番好きなのは「奇抜な画家たち」の章
なんたって伊藤若冲、円山応挙、与謝蕪村、池大雅、曽我蕭白の話がのってるの!
曽我蕭白の独特の世界・・・
好き!
幕府の改革―江戸時代中期
いやネタとかじゃなくてこれおもしろいから笑
1章が吉宗 2章が田沼 3章が農民一揆 4章が杉田玄白と平賀源内 の話。
中でも3章のエピソードはめっちゃかっこいい。
「まんが日本の歴史」の一揆のなかで一番かっこいいと思う。
この巻はどれもエピソードがしっかりしてるので
何度も読んだ気がする。
身分差別社会の真実―新書・江戸時代〈2〉
「えた」「ひにん」など被差別部落についての歴史を
客観的に書かれている本です。
今まで学校で習ったくらいで、あまり意識したことは
なかったけど、差別発言をする人を見て
どうゆう歴史だったのかな?と思い読んでみました。
私が聞いた差別発言をする人の出身地は
やはり、被差別部落が多かった地域の人が多く
今でも代々根強く残っている理由が少し分かりました。
又、学校で習う「士・農・工・商・えた・ひにん」は
江戸時代の身分制度を示す言葉として
不正確で不十分だという事に驚きました。
教科書の内容を変えるべきだと思いました。
江戸時代にみる日本型環境保全の源流
江戸では有機物はほとんどリサイクルされていて、ゴミと言えば火事の後の壁土ぐらいだったらしい。
それというのも屎尿から厨芥、灰にいたるまですべて畑の肥やしになっていたことが大きい。農業が経済基盤の所では江戸時代のシステムは依然として有効であるかもしれない。
それでは、現代都市社会での「環境問題」に対して江戸の環境観はどのように有効であるのか?「日本型環境保全の源流」と言ってもその対象はどうやら山村部での環境保全に限られるという印象をうけた。
そもそも江戸時代併行のヨーロッパやアメリカなどの大規模農業・都市形態に対比して「江戸は環境保全的に優れていた」と言ったところであまり生産的でない気がする。
環境史的な関心としては、江戸にみられた資源循環システムがどの時期にどのように形成され、そしてどの段階でどのように崩壊していったのかという点が重要だと感じた。
個々の論考は江戸の資源利用を理解するのにとても便利である。が、タイトルに問題あり。
目明し金十郎の生涯―江戸時代庶民生活の実像
江戸中期、奥州は守山の目明しであった金十郎を中心として土地の生活を描き出している。
中でも寺への「欠入り」が慣習法として江戸時代にも盛んに行われていたという事実は興味深い。
そして、ことあるごとに欠入りを行う百姓とこういった風習に対応しつつ行政を行う陣屋側との駆け引きは読んでいて面白い。
江戸時代の庶民誌や行政に興味があるのであればお勧めの一冊である。
江戸時代小説はやわかり―江戸の暮らしがよく分かる
時代小説を読み地名が出てきても、はっきりと場所が分からないままね読み進んでしまう。それはそれで、仕方がないことなのだが、舞台となった場所が具体的にどこなのかが分かれば、物語にリアリティが増し、興味は倍増する。
この本はそんな用途にぴったりだ。
この本だけを眺めていても、かなり楽しめる。
小学館版 江戸時代新聞
江戸時代(+明治元年)を年ごとに、
新聞形式で紹介しています。
本がでかいのがちょっと難点ですが、
そのおかげでとても分かりやすいのも事実。
痛し痒しといったところでしょうか。
その当時発売された書籍が広告形式で載っていたり、
おくやみ欄や書評欄もあったりと、
細部まで凝っています。
当時流行していた服装や食べ物も載っていて、
読んでいて飽きない一冊です。
私みたいな歴史好きにとっては、
うれしい作品です。
貧農史観を見直す―新書・江戸時代〈3〉
江戸時代、農民は支配者からの年貢などの搾取によって、大変苦しんだ「暗黒時代」というイメージは根強いのではないかと思います。
では、実際にはどうか。
江戸時代とはタテマエの時代。
その歴史を丁寧にひも解いていくことによって、活き活きとした農民生活のホンネがみえてきます。
従来のタテマエの農民観を分析して、大変分かりやすく貧農史観を見直させてくれます。
農民一揆―江戸時代後期
本巻では、飛騨で起こった大原騒動(1766〜1789)を例にとり、農民一揆の実態を描いている。
実に23年間に及ぶ戦いの末、郡代を流罪に追い込んだのは農民たちの団結力に他ならない。
むろん田沼時代から寛政の改革への移り変わりといった背景もあるものの、明和騒動・安永騒動・天明騒動と3度の闘争による犠牲を考えれば、やはりその中で粘り続けた農民たちの努力の産物と言えよう。
個人的には、最後の「歴史の流れはけっして無情ではありません。おおぜいの人びとの願いは、いつかはきっと、かなえられるのです。しかし、ねばりづよい努力と、ときにはかなしいぎせいもあったのです。それらをのりこえていくのが、今に生きる者のつとめではないでしょうか。」という著者の熱いメッセージが印象に残っている。
ぜひオススメしたい本(と言うかマンガ)。
江戸時代の設計者―異能の武将・藤堂高虎
半村良「産霊山秘録」だとヒの一人として敬愛する秀長をも葬った男、藤堂高虎。なんつーか不思議な人、くらいの知識しかなかった読んでみたけど、藩という政治体制の成立と、関ヶ原以降大阪の陣までの、徳川の豊臣警戒網の話、築城の規格化の話、徳川忠輝あたりの話が面白かった(忠輝のは、ちょうど読んだ半村良「黄金奉行」と奇しくもリンクしてたので余計に)。
普段気にしてなかった築城や立地の話が興味深いんだけど、素人には地図や縄張り図が少なくて理解が難しかった。また、あんまり高虎がすごい人になってるので、別の視点の本も読んでバランスさせたいと思った。
特に、「城配置」に興味がある人にお勧めできると思います。城好きが手に取る題名にした方がよかったんじゃないかなあ。
江戸時代論
「近世になると、多様性をもつアジア各地域はある共通性をもつことになる。1つは、社会の基礎についての共通性であり、それは隷農制的な構造・関係ということができる。一般にアジアにおいても、近世社会の基礎は自立的な生産と生活とをおこなっている小家族にあり、近世国家にはそれらの小家族を社会的な基礎として、それらの小家族がおこなう小家族を経済的な基礎としている。
わが国では16-17世紀に小家族の自立が急速に進み、自立小家族を主体とした社会がつくられるにいたった。それらの小家族は子どもを作り育て、家族を養うとともに、小生業によって物質的な基礎を獲得していた。なお、この小家族とは、1つの婚姻関係(単婚)を基礎にして、当主の老父母や未婚の子どもたちからなっている血縁家族をいう。小生業とはその小家族がそれぞれにおこなう生業であって、その生業には生産活動や商業活動、その他の非生産活動をも含む。小家族がその家族労働によっておこなう生産を小生産といい、それが農業生産である場合、それを小農生産という。自立小家族とは、さまざまな補完関係に支えられつつも、基本的にはそれぞれの家族によって、それぞれの生産や生活が完結している小家族を指している。それぞれの小生産は、基本的に、それぞれの家族の才覚と資質によっておこなわれていた。
アジアで、15-16世紀に展開するーあるいはすでに展開しているー支配被支配の関係(支配関係)は、領主を主とする支配階級が、それらの自立した生産・生活をおこなっている小家族を外側から支配し、小家族の労働の結果としての生産物の一部を取ったり、労働力そのものの一部を使役したりするという関係を基本にしていた。この自立とは、小生産は小家族を基礎とも基本と模しているが、それはそのまま小家族が完結していることを意味せず、ほかの小家族との血縁的・地縁的な結びつきによって補完されて、小生業をおこない家族を維持していることを意味している。そのための小家族の結合の基本の形はまず第一義的には家であり、第二義的には村共同体であった」


















